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積算と見積もりは似ているけど意味は全然違う?

2021年4月26日

こんにちは!
建築・土木・建設関係の現場で働く人をサポートする、プロスタファウンデーションです♪
今回は、違いのわかりにくい用語、「積算」と「見積もり」について解説します。

「積算」と「見積もり」、同じような言葉に思えますが、きちんと違いを説明できますか?

まず、積算とは工事の全行程にかかる費用をすべて計算し、全体の費用を算出することをいいます。
工事に関係する資料から必要な材料の数量を割り出し、積み上げ方式で費用を計算します。
これを数量積算と呼び、工事にかかる費用を割り出すのに使います。
それぞれの材料について細かく計算していくので手間もかかるうえ、経験も必要となる緻密な作業です。

この時点で計算された「積算」は、工事にかかる実費です。
実際には、これに会社の得る利益を計算して、その金額を請求することになります。
これが「見積もり」です。

同じ材料で同じように施工される工事で積算が同じであっても、利益率はそれぞれの会社が設定しているため、見積もりは企業によって差が出てきます。

では、全く同じような工事を2度3度とする場合は、2回目以降の積算は不要かというと、そうではありません。
工事は基本的に受注生産です。
同じようでも、材料の価格や細かな工程の違いが必ずあります。
そのため、積算は工事ごとに毎回きちんと行われ、金額も変動するのが普通です。

このような厳密な積算をおこなうのは、工事費用が赤字にならないようにするためでもあります。
概算で費用を算出してしまうと、工事費用との開きができてしまってきちんと利益が出せない、などという事態にもなりかねません。
場合によっては材料費も賄えない……といったこともありうるので、きちんとミスなく積算をおこなうことはとても大切です。

積算基準としては、公共工事用に使われる国土交通省の積算基準を一般工事に適用する方法もあります。
きちんと利益を出しつつ、あとのトラブルのもととなることがないよう、費用の算出はしっかりとおこなう必要があります。
工事費用に関わることについてわからないことや、もっと詳しく知りたいことがあれば、プロスタファウンデーションにご相談ください!