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知っておいて損はない!建設用語その11 真物

2021年9月22日

 

こんにちは!
建築・土木・建設現場で働く人をサポートする、プロスタファウンデーションです。
知っておきたい建設用語、今回は「真物(まもの)」について解説します♪

真物とは、木材のうち複数の材料を組み合わせたものではなく単一の木材を削っただけ、あるいは塗装をしただけのもののことをいいます。
真物で作られた梁のことを真物梁、真物で作られた柱を真物柱と呼びます。

真物の特徴には次のようなものがあります。
ひとつは、無垢材であることです。
削り出した自然のままの状態、あるいはそれを塗装しただけの木材のことを無垢材といいます。
安価な木材としてよく使われているような、ベニヤ板と薄い板を張り合わせて作ったようなものではありません。
また、無垢材から作られた木材であっても、無垢材を層状に接着して作られる集成材とは別のものとされます。

そして、真物は定尺であることも特徴のひとつです。
定尺とは各部材について定められた基準寸法のことで、たとえば柱の定尺は3m・6m、梁や桁は4m、5m、6mの定尺材がよく使われます。
これより小さく削った木材や、少しでも大きいサイズのものは定尺とは呼びません。
無垢材を定尺で切り出した状態のものを真物と呼んでいるわけです。

真物は、構造材(目に見えない部分の木材)ではなく化粧材(目に見える部分の柱や梁など)についての言葉になります。
そのため、見た目の美しさが重要とされています。

このように、その美しさが最大のメリットといえる真物・無垢材ですが、デメリットもあります。
真物は自然状態の木を切り出して定尺にととのえたものであり、材質は自然の木の性質をそのまま受け継いでいます。
そのため集成材などと比べると乾燥などによる影響を受けやすく、伸び縮みや反りなどが起こりやすいといえます。
このような変形を防ぐため、場合によっては押さえたり固定したりといった制御が必要になります。

扱いにくさもある真物ですが、やはり木目など無垢材ならではの見た目の美しさはそれをカバーして有り余る魅力があるといっても過言ではないでしょう。
真物を好んで住宅建築に取り入れたいという人も増えていますので、性質や扱い方についてしっかり学んでおくのがおすすめです。
その他、わからないことがあればなんでもプロスタファウンデーションにお尋ねください!