ブログ

2021年8月25日

 

こんにちは!

建築・土木・建設関係のお仕事に役立つ情報をお届けする、プロスタファウンデーションです。

知っておきたい建設用語、今回は「根切り」について、用語の意味と作業のポイントをあわせて解説します!

 

根切りとは、一言でいうと地面を掘る作業のことです。

建設の際、地面よりも下の基礎工事をする時や、地下室の設置などの際に必ず行われる作業です。

根切りはバックホウなどの機械を使って地面を掘り、掘った土をダンプカーなどで別のところに運ぶというのが作業内容になります。

 

具体的な作業は

  1. 山留め
  2. 根切り
  3. 埋戻し

の順に行われます。

山留めとは、地盤を掘削するのに周辺の地盤が流れ込まないよう、壁となる建造物を設置することをいいます。

山留め専用の板などを設置するほか、オープンカットと呼ばれる手法もよく採用されます。

オープンカット工法では、根切りする部分の地盤を外向きに斜めになるように掘ることで、土の流れ込みを防ぎます。

オープンカット工法には山留め用の板や棚を用意する必要がないため、費用も手間も少なく済むのがメリットです。

ただし、敷地にある程度の広さがないと採用できないため、そのような場合は壁となるものを設置する方法をとることになります。

 

根切りのポイントは深さと幅です。

基礎工事に必要な深さと幅が図面に記されているので、きちんと図面通りになるようにチェックしながら作業していきます。

 

また、地盤の強度や特徴もこの段階でしっかり確認しましょう。

地盤に問題があれば、地盤の補強をしなければなりません。

これをおろそかにしてしまうと耐震強度などに影響が出てしまうため、確実に作業を進めていくようにします。

根切りをしたら、コンクリートを入れる前に隙間がないか、ゴミや産業廃棄物などが出てきていないかなどもしっかり確認をします。

 

根切りの際に深く掘りすぎてしまった箇所に対しては、埋戻しをします。

この作業には、根切りの際に掘った土を使うほか、別の土を用意して使うこともあります。

埋戻しの土にはA種(山砂)、B種(根切りした土の質の良いところ)、C種(別の現場の質の良い土)、D種(再生コンクリート砂)の4種があります。

 

最後に、残土の処理をして完了です。

掘削した土は敷地の外にダンプカーなどで運ばれます。

残土の処理にも費用がかかるため、敷地内で処理できる分はできるだけ敷地内におさめるのがよいでしょう。

 

基礎工事の準備となる「根切り」についてご説明しました。

このほか、わからない用語などがあればいつでもプロスタファウンデーションにおたずねください!

2021年8月23日

 

こんにちは!

建築・土木・建設関係のお仕事現場で働く人をサポートする、プロスタファウンデーションです。

今回は、ときに危険な作業に携わることも多い現場作業員に欠かせない、保険について解説していきます!

 

建設現場で事故が起きたときのことを想定して、保険加入は必須です。

このような現場に関する保険にはさまざまな種類があります。

作業員自身はもちろん、経営者や現場監督などの立場の人もしっかりと理解しておく必要があります。

 

建設業に関する保険には、大きく分けて「建築物件や設備・備品などの被害に備える保険」と「人や第三者が所有するものに対する保険」の2種類があります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

まず、建築物件や設備・備品などの被害に備える保険には以下のようなものがあります。

・建設工事保険

・組立保険

・土木工事保険

 

建設工事保険とは、住宅やビル・マンションなど建設中の建物、その設備や備品などが工事中の事故により損害を受けた場合の補償をする保険です。

現場にあるさまざまなものに対して適用されます。

 

組立保険は、組立工事中の事故により損害を被った場合にそれを補償する保険です。

内装工事や電気、給排水、機械設備、空調その他付帯設備の組立工事中に起きた事故に対して適用されます。

対象となるのは、工事の目的物や材料、工事の過程で使用する仮設備、什器などのほか、宿舎や倉庫などにあるものも含まれます。

 

土木工事保険は、道路工事や上下水道工事などの土木工事における事故によって被った被害を補償するものです。

本工事・仮工事、仮設建物や什器・備品などの復旧費など、土木工事に関する被害に対して幅広く補償されます。

 

次に、人や第三者が所有するものに対する保険についても説明します。

これには以下のような保険が含まれます。

・PL保険(生産物賠償責任保険)

・労働災害総合保険

・使用者賠償責任保険(EK保険)

 

PL保険は、建築した建物の一部が落下して通行人に怪我をさせるなど、欠陥工事などによる事故の損害賠償を補償する保険です。

これは工事終了後1年間有効です。

 

労働災害総合保険は、工事に携わる従業員などが作業中・通勤中などに事故で怪我をした場合に、政府系労災保険に上乗せで補償をします。

この保険に加入するには、政府系労災保険に入っていることが条件です。

 

使用者賠償責任保険は、工事中の事故などで従業員が体に障害を負って、会社に損害賠償を起こしたときに会社に対して補償するための保険です。

事故による損害賠償額は近年増加傾向にあるため、会社側もこういった保険に加入しておくことが望ましいでしょう。

 

その他、建設業界の保険についてわからないことがあれば、いつでもプロスタファウンデーションにお問い合わせください。

2021年8月20日

 

こんにちは!

建築・土木・建設関係のお仕事を支える、プロスタファウンデーションです♪

 

どのような業界でも若い働き手の不足が問題となっている昨今ですが、建設業も例外ではありません。

減少傾向にある若年労働者を増やすために、どのような取り組みが必要なのか考えていきたいと思います。

 

平成22年以降、建設業における労働者数そのものは増加傾向にあります。

しかし内訳を見てみると、30代以上が約9割を占めており、さらにそのうちの約3割は55歳以上となっています。

全体的に高齢化が進んでいるだけでなく、10代・20代の若手労働者が非常に少ないというのが現状です。

このままいけば、近い将来に建設業では深刻な担い手不足に直面することが予想されます。

 

では、若年層が減少している原因は何なのでしょうか。

その理由として最も多いのが「労働時間や休日の条件が合わない」というものです。

早期に離職する人のうち、実に3割の人がこの理由を挙げています。

実際、建設業は労働時間が他の職種に比べて長くなる傾向があります。

完全週休二日制の導入も多業種に比べると遅れているといえます。

 

その他の理由として、いわゆるガテン系の仕事に対するネガティブなイメージを持たれていることもあるでしょう。

特に、現場での仕事を見たことがない人は「きつい肉体労働」「汚れ作業が多い」などのイメージを持つ人が多いとのことです。

ただし、実際に現場見学をした人は「社会の役に立つ仕事である」などポジティブな印象を持つようになる傾向があります。

 

では実際に、若年労働者を増やす取り組みにはどのようなものがあるでしょうか。

建設業では、厚生労働省や国土交通省と連携し、上記のような問題点を解決するために以下のような取り組みをしています。

 

ひとつは建設事業主等に対する助成金、評価制度などによる人材確保です。

次に、確保した人材を育成するという取り組みです。

これには、建設労働者緊急育成支援事業など、中小建設事業主への国による支援なども含まれます。

また、地域建設産業と協業する機会を増やし、より社会貢献度の高い、やりがいのある仕事を増やしていく取り組みも行われています。

 

また、離職理由として最も多い労働時間や休暇の問題についても、時間外労働党改善助成金などの支援や働き方改革などがすすめられています。

 

このように、働きやすくやりがいのある職場づくりをすることが、若年労働者を増やすことにつながるでしょう。

 

こんにちは♪

建築・土木・建設関係のお仕事に関する情報をお届けする、プロスタファウンデーションです。

今回は危険箇所のうちでも、舗装工事における災害例や対策についてお伝えします。

 

舗装工事における事故や災害には大きく分けて「交通災害」と「接触災害」があります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

交通災害とは、道路工事現場における交通規制中に起きるもらい事故などを指します。

たとえば、作業員や作業に使用する重機などと通行する車が交錯・接触する事故などがこれに当てはまります。

それに対して、接触災害は作業員と重機など、作業のなかで起こる事故のことです。

 

交通災害を防ぐためには、工事エリアをしっかり区分して、通行人や車にもわかりやすいように周知しておくことが重要になります。

具体的には、実際の交通規制停止位置より200メートルほど離れた位置にゴムマットを設置して工事中であることを体感で知らせる方法があります。

あわせて、誘導員を配置して合図を出し、車両の徐行運転や歩行者の迂回を促すといった対策をしておくと、事故のリスクを減少させることができます。

 

一方、接触災害は工事現場エリア内外で起こる作業員や作業中の重機による事故です。

とくに道路工事では、10トンローラーやダンプトラック、切削機械などと接触することによって起きる事故が多くなっています。

その多くは重機の死角で起こる巻き込みや挟まれることによる事故です。

限られたエリア内での作業はどうしても作業員同士の距離が近くなってしまうため、こういった事故も起きやすくなっています。

命にかかわる重大事故につながることもあるので、気を引き締めてしっかりと安全対策をして作業にあたることが大切です。

最近では、作業員と重機の距離が一定以内に入ると警報が鳴る装置などを導入している現場もあります。

接触事故は必要以上に近づかないことで防げるので、こういった機器を導入し、現場に携わる全員が使い方と対応方法を共有しておくことが重要です。

 

現場作業における対策をしっかりとおこない、安全に作業を進めていきましょう。

2021年8月18日

 

こんにちは!

建築・土木・建設関係の現場で働く人を応援する、プロスタファウンデーションです♪

 

夏場に気をつけたいのが熱中症です。

空調の使えない場所や屋外など、厳しい条件の下で作業することが多い人にとって、熱中症対策は必須です。

今回は、そんな熱中症の予防に役立つ食べ物や飲み物についてご紹介します。

 

熱中症予防になんといっても欠かせないのが水分補給です。

水分は少なくとも、一日当たり1.5~2Lほどを摂るようにしましょう。

寝る前と起きた後にコップ一杯ずつ飲み物を飲むのは、睡眠中に失われる水分を補給するという意味でもおすすめです。

 

熱中症対策には水のほかに、麦茶やルイボスティーなどミネラルやビタミンを含む飲み物もおすすめです。

また、汗をたくさんかいた後にはスポーツドリンクや経口補水液など、塩分も一緒に補給できるものを摂るとよいでしょう。

 

飲み物に関して気をつけたいのは、カフェイン・アルコール・糖分を含むものです。

カフェインやアルコールはかえって体の水分を奪ってしまうため、逆効果になることもあります。

また、ジュースや糖分の多いスポーツドリンクなどは血糖値の乱高下につながり、夏バテの疲れやすさを助長してしまうことがあるので注意しましょう。

 

次に、熱中症対策におすすめの食材についてもご紹介します。

夏バテのような状態になると食欲が落ち、ついついさっぱりしたものばかりを選んでしまいがちです。

でも、夏こそ栄養バランスを考えてしっかりと食べておかないと、疲れがとれにくく余計夏バテする、という悪循環に陥ってしまいます。

 

熱中症対策としておすすめなのが、ビタミンBなどを豊富に含む豚肉や豆類、代謝を助けるカリウムが豊富なモロヘイヤなどです。

また、スタミナがつくといわれるにんにくも、体の冷えを防いで夏バテや熱中症の対策に向いているといえます。

疲労回復を助けるクエン酸を多く含む、梅干しなどもおすすめです。

梅干しを活用した料理は夏でも食べやすいさっぱりとした味になるので、取り入れやすい食材のひとつといえるでしょう。

 

熱中症対策を体の内側からしっかりとおこなって、厳しい夏を乗り越えていきましょう♪

 

こんにちは!

建築・土木・建設関係のお仕事に役立つ情報をお届けする、プロスタファウンデーションです♪

今回は、熱中症対策に有効なインナーについてご紹介します!

 

暑ければ薄着にして乗り切ればいい…と考えている人も少なくないかもしれません。

しかし、屋外など厳しい暑さの中で作業する人にとって、それだけでは不十分なこともあります。

ユニフォームに重ねることで暑さや熱中症から身を守ることができるインナーについて解説していきます。

 

熱中症対策としてのインナーでおさえておくべきポイントは、通気性と吸湿性、速乾性です。

夏場の作業では汗をかくことが避けられないので、いかに汗を逃がすかということが重要になってきます。

 

そこでぜひ取り入れたいのが、コンプレッションウェアです。

コンプレッションウェアとは、適度な着圧をかけることで動きをサポートしたり疲れを軽減したりする機能をもつウェアです。

ランニングやロードバイク、登山などさまざまな場面で活躍するウェアですが、建設現場での作業にもぴったりです。

 

夏用のものは速乾性にすぐれ、汗を効率的に発散させてくれます。

抗菌・消臭効果のあるものや冷感タイプもあるので、上手に活用しましょう。

コンプレッションウェアをインナーとして着用することで、汗による体温調整だけでなく姿勢の矯正や力仕事のサポート、疲労軽減などに役立ちます。

 

コンプレッションウェアにはシャツ、パンツの他にアームカバーやレッグカバーといった部分用もあります。

普段使っているウェアと組み合わせて使うのもおすすめです。

また、頭部を熱から守るヘルメットインナーも熱中症対策にはおすすめです。

 

コンプレッションウェアはぴったりと体に沿うようなデザインが特徴になっています。

そのため、サイズ選びが不適切だとうまく機能しません。

サイズが大きすぎると着心地に違和感が出たり、十分な効果を得られなかったりすることがあります。

逆に、小さすぎると血行を妨げて体調不良の原因となることも考えられます。

購入時には、できれば試着をするなどして、きちんとサイズの合ったものを選ぶようにしましょう。

 

その他、夏の暑さや熱中症対策で知りたいことがあれば、いつでもプロスタファウンデーションにお尋ねください!

2021年8月6日

 

こんにちは。

建築・土木・建設関係の仕事探しをサポートする、プロスタファウンデーションです!

今回は、計装士という仕事について解説します。

 

計装とは、スピードメーターや燃料計、圧力計など、さまざまな計測器の整備などをおこなう仕事です。

工場や大規模な施設から、集合住宅や戸建ての家など、計測器は暮らしのあらゆる場所にかかわりがあります。

そして、計測器がきちんと機能していないとさまざまな不具合や危険のもととなります。

そのため、計装は幅広く必要とされ、高いニーズがあるといえます。

 

石油化学・製鉄などの巨大プラントや工場、ホテルや病院などで、計測器を使ってさまざまなものを管理し、自動的に制御したり調整したりしています。

これらの安全な運用には、計装士の存在が欠かせません。

また、これらの機械はプログラミングによって動いています。

そのため、計装士には電気工事の基礎知識やプログラミングスキルが必須となります。

 

計装士は、計装の仕事にかかわる国家資格です。

計装士の資格を取得するには、上に述べた知識やスキルに加えて実務経験が必要となります。

 

計装士には1級と2級があり、それぞれに必要な実務経験年数が異なります。

計装士2級を受験するためには、計装工事の設計・施工における実務経験が2年以上必要とされています。

計装士1級を受験する条件には2つのパターンがあり、

・計装工事の設計・施工において5年以上、そのうち監督的立場で1年以上の実務経験

・2級計装士合格者は、計装工事の設計・施工において4年6ヶ月以上、そのうち監督的立場で1年以上の実務経験

となっています。

 

どのような場所でも必要とされる技能であるため、将来性があり、高収入につながりやすい資格といえるでしょう。

計測器の設置や設置工事の監督、計測器のメンテナンスまでが仕事範囲となるため、知識と技術の両方が必要となります。

 

電気工事やプログラミングなど、専門的な知識を複数要する資格ですが、求められる場面は多く、それだけにやりがいもあります。

今後さまざまな場面で自動化が進むにつれて、そのニーズも高まることが予想されます。

安全を守る要ともいえる仕事ですので、興味があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

2021年8月4日

 

こんにちは!

建築・土木・建設関係のお仕事をサポートする、プロスタファウンデーションです。

今回は、設計図のうち「構造図」について解説します♪

 

建築における図面には意匠図と構造図があります。

意匠図が建物デザインや外観、周辺情報などについて記載した設計図です、

それに対して、構造図は基礎部分や柱・梁など、意匠図には描かれない内部についての情報が記載されています。

こういった部分に関する設計図や構造標準図、仕様書などを構造図といいます。

 

構造図には、以下のようなものが含まれます。

・基礎伏図、基礎詳細図

・構造標準図

・特記仕様書

・各階伏図

・軸組図

・架構詳細図

・配筋詳細図

・梁、柱リスト

 

基礎伏図は、基礎工事の際に使う図です。

上から見た平面図で描かれており、寸法・形状・ボルト位置などがわかるようになっています。

実際の工事をおこなう際に重要な図面となるので、現場監督はしっかり確認する必要があります。

基礎伏図は建物全体の基礎について記載されており、基礎詳細図は鉄筋の種類や本数など細部に関することが記載されています。

これらを参照しながら作業を進めていきます。

 

構造標準図には、鉄筋の配分・溶接方法などについての記載があります。

図面のほか、文章や表などで記載されている情報が多くなっています。

 

特記仕様書には、構造に関する特記事項が書かれています。

地盤や、使用する素材についての記載などもあるため、実際の工事において重要な書類となります。

 

各階伏図は、フロア別の構造を記載した設計図です。

見た目は意匠図の平面図と似ていますが、柱や梁、床、壁、通り芯の位置や大きさ、素材についても記載されています。

そのため、構造図のうちでも重要度の高い資料となります。

 

軸組図は柱や梁の断面図です。

柱どうしの距離や高さ、床や天井の位置などが立体的に確認できるようになっています。

 

架構詳細図には柱や梁の形状に関する詳細情報や、接合部分の処理に必要な仕口(接合部)についての記載があります。

 

配筋詳細図・梁、柱リストは、これらの工事に使用する鉄筋や柱、梁の種類や本数、形状などについて記載されています。

 

構造図には、建物の強度や安全性に関わる重要な情報が盛り込まれています。

そのため、構造図を見れば建物の柱や梁の位置、間隔、鉄筋や接合部に関することが把握できるようになっています。

現場においては、丁寧に確認しながら構造図に忠実に作業を進めていくことが重要です。