ブログ

2021年12月24日

 

こんにちは!

建築・土木・建設現場で働く人をお助けしている、プロスタファウンデーションです。

今回は、雨の多い日本ではとくに重要といえる水害対策について解説していきます。

 

年々降水量が増え、大規模な水害もたびたび起こる日本国内においては、工事に際しての安全対策として水害対策も重要であるといえます。

水害は突然の大雨によって急激に起こることもあるため、梅雨や台風の時期には特に気をつける必要があります。

 

台風などであれば発生から到達までおおよその進路・速度がわかるため対策が取りやすいでしょう。

しかし、ゲリラ豪雨のような突発的な気象によっても甚大な被害を受けてしまうことがあるため、事前に想定しておくことが大切です。

 

水害には降雨量の増加そのものやそれに伴う浸水のほかに、河川の増水や地盤のゆるみ、土砂崩れなどに発展してしまうケースもあります。

工事現場において水害を防ぐには、工事現場に水が入り込まないようにするなどの対策が必要です。

 

具体的な対策として手軽で有効なのは、土のうを利用することです。

コストもかからない対策であり、実際に使用するまでは袋の状態で準備しておけばよいので場所も取らずにすみます。

現場監督の主導で、現場の土地の高低差や地形・地盤などを確認し、あらかじめ雨水が入り込みやすい場所を把握しておくと実際の作業がスムーズです。

 

排水場所周辺にゴミが溜まっていると詰まって水があふれ出す原因になりますので、常に取り除いておくようにしましょう。

土のうと合わせて吸水シートなどを使用するのも、隙間からの水の侵入を防いでくれるのでおすすめです。

また、浸水の可能性があるときには現場で使う機器の転倒や感電事故などが起こらないように気をつけてください。

 

雨の中で作業をおこなう際には、周辺の地形などによっては土砂崩れや地滑りなどの危険がないか確認し、事故に巻き込まれないよう対策しましょう。

現場監督は安易に「大丈夫だろう」と考えずに、危険の兆候があれば早めの判断をすることが大切です。

 

しっかりと安全対策をしたうえで作業に臨むようにしましょう。

2021年12月22日

 

こんにちは!

建築・土木・建設現場の仕事探しを応援する、プロスタファウンデーションです。

今回は、よく耳にするけど実際にどんな仕事なのかピンとこない人も多い、「主任技術者」の仕事内容について解説します。

 

主任技術者というと耳慣れないという人でも、現場監督といえば知っていますよね。

現場監督とは法律で定められた言葉ではなく、建設業法によると主任技術者という呼称が正式なものとなっています。

 

では、主任技術者=現場監督の、法律上で定められている仕事とはどんなものなのでしょうか。

その役割を定める建設業法は、建設工事全般のルールを定めている法律です。

一戸建てやマンションなどの住居からダムなどの施設に至るまで、あらゆる建設に適用される法律となっています。

 

建設業法によれば、

・建設工事を施工するときは、技術上の管理をつかさどる主任技術者を置かなければならない

・工事金額が一定額以上になる工事になると、主任技術者の上位資格である監理技術者を置かなければならない

・公共性のある重要な建設工事では、主任技術者または監理技術者は専任でなければならない

というふうに定められています。

 

つまり、工事現場には必ず主任技術者あるいは監理技術者がいる必要があり、これが「現場監督」という立場の人ということになります。

 

さらに、建設業法では主任技術者の仕事内容についても

・主任技術者・監理技術者は施工計画、工程管理、品質管理、技術管理、技術指導、技術監督などの職務を行わなければならない

・建設工事の施工に従事する者は、主任技術者または監理技術者の指導に従わなければならない

というふうに言及されています。

 

つまり、主任技術者は工事現場において工事計画から管理・指導・監督に至るまでを一人で担う役割を持っているということになります。

法で定められるほどの責任ある仕事であり、それだけやりがいも感じられる仕事であるといえるでしょう。

 

このほかにも、工事における役職や資格などについて知りたいことがあれば、いつでもプロスタファウンデーションにお尋ねください!

 

こんにちは!

建築・土木・建設現場で働く人のお手伝いをしている、プロスタファウンデーションです。

現場での安全管理のうち、今回は倒壊災害の防止策について解説します。

 

倒壊事故は怪我人や、最悪の場合死者もでてしまう可能性があります。

そのため、しっかりと対策をしておくのが大切です。

 

倒壊災害には、足場などの仮設建造物が崩れる事故のほか、土砂の崩壊事故などもあります。

それぞれ、どのような点に気をつければいいのでしょうか。

 

・仮設建造物の倒壊事故防止

まず、足場・型枠支保工など仮設建造物の倒壊事故の場合です。

足場などを設計・設置する際には水平方向安全性確認と、強度の確保がポイントとなります。

水平方向の荷重が違いすぎるとバランスを崩してしまい、倒壊の原因となってしまいます。

組み立て作業中の倒壊や落下事故を防ぐため、足場の組み立てにも作業計画が必要です。

型枠支保工は組み立て図を作成したうえで、現場監督の指揮に従って作業を進めなければなりません。

 

また、これらの仮設建造物の組み立て前には、建材や部品などをきちんと点検し、損傷やさび、変形などがあれば使わないようにします。

必要に応じ、垂直材・水平材での補強をおこないながら組み立てるようにしましょう。

 

・土砂等の崩壊事故防止

建造物だけでなく、水道工事などの際に起こりやすい土砂の崩壊にも注意が必要です。

規模の小さな溝掘削などの工事をおこなう際は、土止め先行工法を施して、雨などに気をつけながら掘削していきます。

山の掘削をおこなう場合も、地形や周辺の地盤などについてしっかり調査したうえで計画を立てます。

 

工事時期や排水方法などに気を配り、崩落の起こりやすい条件を排除したうえで、必要に応じて土止め支保工・落石防止柵の設置などの対策をしましょう。

そして、こういった対策を講じたうえで、該当エリアに人が立ち入らないことを徹底します。

 

掘削面の高さが2mを超える場合は、掘削作業責任者を置く必要があります。

しっかりとした対策と管理体制で、事故を防ぐようにしてください。

2021年12月17日

 

こんにちは!

建築・土木・建設現場で働く人に役立つ情報をお届けする、プロスタファウンデーションです。

今回は、世界に誇る日本の重機メーカー日立建機の歴史についてご紹介します♪

 

日立建設機械サービス株式会社は1955年12月に誕生し、1969年に建設機械製造部門が独立、日立建設機械製造株式会社となります。

翌年1970年には日立建設機械製造株式会社と旧日立建機株式会社が合併して、現在の日立建機株式会社となりました。

 

1972年から海外へと進出をはじめ、世界各国に工場を持つようになります。

また、国内重機メーカーでトップのシェアを誇るコマツとの事業協力などもおこない、発展を遂げてきました。

現在は、械式ショベル・油圧ショベル・ホイールローダ・ダンプトラック・特殊仕様機・ブルドーザー・双腕作業機などをメインに扱っています。

 

日立建機株式会社は環境保全や社会貢献などに次々と乗り出していることでも知られています。

国内外でさまざまな環境保全事業に携わっており、

・中国のモンゴル自治区サルチン砂漠における砂漠緑化活動

・西ジャワ州ボゴール森林保護区域における植林活動

・インドのぶどう畑の開墾活動と雇用再生

・カラグプール工場で太陽光発電・LED照明の導入によるCO2の削減と電力コスト削減

などをおこなっています。

そのほかにも、カンボジアやアフガニスタンなどの紛争地域の対人地雷を除去する機械を提供し、地雷除去作業にも貢献しています。

また、東日本大震災で被災した福島第一原子力発電所でのがれき撤去作業などにもあたっています。

このように、社会貢献度の高い事業を展開しているのも日立建機株式会社の大きな特徴のひとつといえます。

 

日立建機の開発製造してきた重機はこれまでにいくつもの賞を受賞しています。

実力・実績ともに国内外から認められているだけでなく、地球規模でさまざまな問題に取り組む日立建機株式会社は今後も注目されていくことでしょう。

人と地球にやさしい省エネ重機の開発製造とともに、環境保全とSDGs(サステナビリティ)の場でも活動の幅を広げていくことが期待されます。

2021年12月13日

 

こんにちは!

建築・土木・建設に関するさまざまな情報をお届けする、プロスタファウンデーションです。

今回は、ガラス工事で起きやすいトラブルとその防止策について解説します。

 

ガラス工事とは、建物の内外にガラスの部品を運び、取り付ける工事です。

ガラス窓やガラス扉など、ガラスはさまざまな部分に多く使われます。

 

ガラス工事の事故というと、ガラスのヒビ・破損などがまず挙げられます。

その他、運搬時の落下事故や人が挟まれるなど、さまざまなことが想定できます。

 

ガラス工事に使われるのはガラスだけではありません。

ガラスそのもののほか、ガラスをはめ込むサッシなどの部品もあり、大きなガラスを取り付ける際にはそれだけ他の部品も大きいものになります。

 

ガラス工事でのトラブルは、おもに以下のようなものがあります。

・ガラスのヒビ・破損

・ガラスの運搬事・取り付け時の落下事故

・ガラスやサッシの転倒

 

これらは部品が破損するだけでなく、周囲にいる人が怪我をするなどの危険性もあるため、事故防止策をしっかりと講じておかなければなりません。

 

ガラス工事は小さなものから大きなものまで、また取り付ける場所も低い所だけでなく高所での作業もあります。

大きなガラスを取り付ける際には、ガラスやサッシなどの取り扱いに注意するだけでなく、十分な人数で作業にあたることが望ましいといえます。

また、ガラスを運搬するトラックなどの駐車位置にも注意しましょう。

斜めになっている道路や敷地に停めるのは、ガラスを運ぶのに安全とはいえません。

傾斜のない場所を選んで駐車し、安全に作業を進めるようにしてください。

 

そして運搬や取り付けなどの作業をする際には、万が一落下や破損が起きたときのためにガラスの飛散防止策を徹底するようにしましょう。

ガラスは大きく破損してしまうと破片の散らばりがやっかいです。

トラブル防止策だけでなく、トラブルが起きてしまうことを想定して被害を最小限にするための策を講じておくのが大切です。

2021年12月10日

 

こんにちは!

建築・土木・建設現場でのお仕事探しをお助けする、プロスタファウンデーションです。

今回は、さまざまな現場で活躍する重機メーカーKATO(加藤製作所)の歴史についてご紹介します。

 

KATOは明治時代の1895年、加藤鉄工所として創業しました。

元々は個人事業の規模で始まったKATOですが、現在では海外進出するまでに発展しました。

 

最初の転機は1923年、内燃機関上々颱風・鉄道用モーターカーの開発製造に成功したことでした。

このことで、加藤鉄工所は当時の鉄道省指定工場とされ、順調に事業を拡大して1935年に株式会社加藤製作所となります。

 

東証一部上場後、2006年に加藤(中国)工程机械有限公司操業、2016年にはタイにてKATO WORKS(THAILAND) CO.LTDと、海外進出していきました。

 

KATOがメインとしているのは、重機のうちでもクレーンが主となります。

とくに、国内最大の建設用クレーン車であるラフテレーンクレーンは足場の悪い土地での走行に強く小回りも利くため、さまざまな場面で活躍しています。

環境問題にかかわる排ガス規制車の開発や省エネ対策、電動化など、時代の変化に合わせた開発を推し進めてきました。

その他、ニーズの増えてきた液晶クラスターメーター・LED 灯火器・無線式後方確認カメラなどの開発にも積極的に取り組んでいます。

重機にも自動車のような安全性を、と挑戦を続けています。

 

KATOはそのたしかな技術力を武器に、個人事業から始まって国に認められる企業となり、世界に進出してきました。

そして大手企業に名を連ねるようになった現在もなお、常に顧客・社会のニーズに応えるための企業努力を続けています。

 

今後もさらに技術力を高め、さらなる省エネ化や環境にやさしい電動重機の開発、高い安全性をそなえた重機の製造が期待されます。

 

日本の、世界の未来を担う重機メーカーKATO(加藤製作所)について、その歴史をご紹介してきました。

その他、知りたい企業の歴史や沿革などがあれば、いつでもプロスタファウンデーションにお尋ねください。

2021年12月8日

 

こんにちは!

建築・土木・建設現場で働く人をサポートする、プロスタファウンデーションです。

今回は、感電事故について解説します。

 

感電事故は、電気を扱う工事現場だけでなく、家庭などさまざまな場所で起こりうる事故です。

どんなときに事故が起こりやすいのか、どうすれば防げるのかについてご紹介します。

 

まず、感電とはどのような状態をいうのかということから確認しておきましょう。

感電は、簡単にいうと体を電流が流れて衝撃を受けることです。

身近なところでは、冬場にロッカーやドアノブ、あるいはウール製品などに触れたとき、起きる静電気も感電の一種です。

 

静電気など、起きてもそんなに重大な事態を引き起こすことがない事故もあります。

(ただし、ガソリンなど揮発性の燃料の近くでは静電気も引火の原因となることがありますので、やはり気をつける必要があります)

 

感電事故の危険度は、3つの要素で決まるといえます。

すなわち、感電時間・電流の強さ・電流が体内を流れる経路です。

 

感電事故では、体に電流が流れている時間が長くなるほど危険も大きくなります。

雷のような大きな電流の場合は一瞬でもかなりのダメージになりますが、実は弱い電流であっても長い間流れていると大きな損傷となることがあります。

人間の体は約20mAの電流で体がけいれんしてしまうため、身動きがとれずそのまま電流を受け続けることになります。

そのため、結果として大きなダメージを受けてしまうことになるのです。

 

そして、上でも少し触れましたが電流の強さも感電事故の危険度に関係します。

1mAの電流はピリッとした衝撃を受ける程度ですが、10mAともなるとかなりの傷みになります。

そして20mAでけいれんを起こしてしまうほどになり、50mAを超えると短時間でもかなりの損傷を受ける可能性があります。

100mAを超える電流になると一瞬でも致命的なダメージを受けると考えてよいでしょう。

 

そして、電流が流れる経路によっても危険度が上がります。

感電事故で電流が心臓を通過すると、心室細動といった危険なショック状態に直結します。

その他、電流がどこを通るかによって火傷や神経の損傷、失明、内臓の損傷などさまざまな症状につながることになります。

 

感電した人を救助する際には二次被害にもじゅうぶん注意するようにしなければなりません。

感電した人にあわてて素手で触れてしまうと、そこからさらに感電してしまうことがあります。

まずはすぐに電源を切り、それから絶縁体(ゴム手袋など)を装備して救助にあたるようにしてください。

 

感電事故は電源やその周辺のほか、最近ではEV車などのメンテナンス時に起こる事例もあります。

電気を扱う作業をするときは、水濡れや汗などに注意しましょう。

普段からコンセントカバーなどで防止策をとっておくことも大切です。

2021年12月3日

 

こんにちは!

建築・土木・建設に関するさまざまな情報をお届けする、プロスタファウンデーションです。

今日は、知っておきたい建設用語「芋目地(いもめじ)」について解説します!

 

芋目地とは、レンガやタイル、コンクリートブロックなどを積む時の積み方の種類のひとつです。

レンガやタイルの積み方にはいくつかの種類があり、それぞれ強度などに違いがあります。

芋目地は、水平・垂直方向のどちらにも目地がまっすぐに伸びるよう積まれたものをいいます。

芋が地中で伸びる様子に似ているため、このような名前で呼ばれるようになりました。

芋貼り・通し目地などの呼び名もあります。

 

建築のブロック積みなどにおいては、芋目地は強度に欠けるためあまり採用されません。

芋目地で建築する場合には、内部に鉄筋を通すなどの方法で補強し、強度を高める工夫が必要になります。

 

外壁工事では芋目地が使われることは多く、歩きながら注意して見ているとすぐに見つける最もオーソドックスな目地割りです。

特に、柄のある石を並べる場合には模様をきれいにつなげることができるのが大きなメリットです。

 

芋目地というとオーソドックスできちんとした感じがある一方で、全体的に単調な印象もあるかもしれません。

しかし、均等ではなく幅や高さに変化をつけたり、石の種類や色に変化をつけたりしてデザイン性の高い壁面に仕上げることもできます。

このときも、全体の模様にはつながりが出しやすい芋目地は扱いやすい目地割りだといえるでしょう。

 

目地割りの種類は芋目地のほかにも、馬目地や眠り目地、底目地、笑い目地などさまざまな種類があります。

馬目地はブロック塀やレンガなどによくみられる目地で、水平線か垂直線のどちらかが一直線でもう一方が互い違いになっている形のものです。

芋目地よりも強度が高いほか、模様が一定でない場合にアラが目立ちにくいなどのメリットがあります。

 

このほかにも知りたい建設用語があれば、いつでもプロスタファウンデーションにお問い合わせください!